SORCについて

SORCの前身はINTER CRAFTで、このINTER CRAFTの名前でお客様が覚えていらっしゃるようなので、INTER CRAFTをPCやハード系、SORCをソフト系に現在では分けて屋号を使っています。


INTER CRAFTの派生部門がSORCな訳です。SORC(ソーク)って読めない方々もいらっしゃるし、大抵の方々から意味を聞かれますが、意味はソーサレスの略称でソークと言うのです。「魔女」を屋号にするのは問題かなと思いましたが、私は、ある時代に行われたと言う「魔女狩り」に抗議(真実とすれば、なにも罪のない女性達が社会不安のガス抜きのために殺害された。)その女性達を哀悼する意味と、魔法のような仕事術を生み出したい(お金だけの価値観を変えたい)と思う心境からSORCと命名した理由です。


大抵の会社のブログ(HP)では、「社長のごあいさつ」をよく載せていますが、もう名文にも大儀の羅列には、ほとほとまいっているので(失礼をお許し下さい)、もうそのような飾り文章は書きたくないので、こんな感じになっています。


立派な会社であっても、どんなに難しいような飾り言葉でごあいさつを書いても、倒産する時は倒産するので、そんな時ほど、飾り文章のごあいさつほどみじめなものはないと思えるからです。


会社としてなにより必要なのは、正道を貫き、お天道さまに恥じない業務をしてこそ、立派な会社であり、売上至上主義を掲げ、社畜のように人を使って、業績と利益だけを追求する会社の形態はすでに化石化したと思っています。会社(個人経営でも)としてこれから混迷した世界経済の中でやっていくには、なにより正道とお天道さまに恥じない業務を遂行してゆく事だと思っております(個人的には)。


ソリューション、イノベーション、その他もろもろの横文字を理念に掲げるより、共生できる明るい未来を開くような会社組織でありたい、それにはやはり自然や人との共生を考え、正道を貫くポリシーがなによりもこれからの会社には必要だと思うわけです。


資本主義、市場原理主義の限界を、もうすでに目の前で見て感じている方々も多いのではないかと思います。化石化したような経済理論やシステムも限界に来ていると思うわけです(個人的に)。それが、見え隠れしているのが現在の世界経済だと思います。


リンゴで言えば、腐って(表現が荒っぽいですけれども)どうしようもないような社会システムや経済システムではないでしょうか?。いつ落下するのか分からないリンゴに、接着剤で(お金をガンガン輪転機で刷ったり、ガンガン借金を重ね、国民の重要な社会資本まで、賭博のような市場に投入し、まやかしの経済成長や経済安定化を見せている)無理矢理止めているものの、その接着剤も効き目が、いつなくなるのか分からない状態が、現在のタイトな(世界)経済社会ではないでしょうか?。


多少、個人的な心情(分析)を述べましたが、そのような経済を構築するより、根本的にリンゴの腐った部分を削ぎ落とし、新たな鮮度のある細胞と入れ替えてゆくような、たとえスローな経済に逆戻りしても、今一度、資本主義や市場原理主義の欠点を正し、大きな変革を人間の人間らしい生活(自然、人、資源もろもろとの共生)を中心に据えて、考え直す(再構築)時じゃないかと思っている訳です。


SORCは、それを実践すべく努力して運営していますが、環境がまだ逆方向なのでなかなか厳しい面があります。 しかし、人を大切にし、個性を大切にし、自然と社会の調和を基本的な理念として活動していくつもりでいます。今は凄くタイトな道程でも。


稚拙な文章で失礼致します。



最後に東京新聞の社説より同感するのでの掲載させて頂きます。


大切にすべきことをないがしろにすると組織は必ずおかしくなる。一番大切なのは業績でもシェアでもない。それらは経営の結果としての現象です。大切なのは、社員とその家族ら企業に関わるすべての人の幸せづくり。ご指摘の企業は、残念ながらその視点がいつの間にか欠落してしまったのではないでしょうか




2015 3 JANUARY (改訂)


SORC及びINTER CRAFT 代表    清  水    満 

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